開発Sroty

食のグローバル化が進む中で米食を新たな切り口で発信したいという想い

「お米食べていますか?」と聞かれて毎日3食!と答える人は多くないかと思います。

私たちの住む日本、世界に誇るお米が美味しい国です。しかしながら、生産・製造技術の進歩、交通・通信の発展、国際貿易の拡大に伴う「食のグローバル化」が進み、お米に変わる主食としてパンやパスタなど、多様多種なものが増加。お米を食べる機会が減っていることの危機感を感じていました。

新たなに「米粉堂」ブランド立ち上げて米粉菓子への挑戦へ

もともと5×5rolls(コメコロールズ)は米粉を使ったロールケーキを販売しており、そのノウハウを生かしてお米本来のうまみや甘みを感じてもらえるような商品を開発できないか?と思ったのきっかけです。

新たなに「米粉堂」という姉妹ブランド立ち上げ、ごはん風お菓子なの?お菓子風ごはんなの?とつぶやいてしまうような米を使った新感覚の米粉菓子作りを開始しました。

商品開発はお客様と一緒に!東京・福岡で対面式試食会を実施。

九州の玄関口、福岡・博多駅の前でキッチンカーによる試食販売で調査! 国内外の観光客でも賑わう福岡・博多。およそ80名に実際に試作品を試していただき、味や食感だけでなく、「ちょろちょろぱっぱ」のネーミングや購入する価格帯などのアンケートを実施し、その結果を商品開発に活かしました。

また、東京都文京区にある「九州堂」では、食の専門家や一般の方を集めて試食会を実施。各分野の専門家から厳しくも勉強になる意見をたくさんいただくことができました。

コメのおとも候補は6種類!

「ごま塩」「ゆかり」などのご飯にぴったりなものから、意外性のある「一味」「オリーブオイル」そして、和スイーツ風な「抹茶」「ほうじ茶」の全6種類で試食。

一番人気だったのは「ごま塩」「オリーブオイル」そして次に「ほうじ茶」ですが、お客様からは、噛めば噛むほどお米の甘みを感じるので、そのまま何もかけなくても、美味しいとの声も多かったため、自分の好みでふりかけられる“あとがけスタイル”を採用しました。

パッケージのデザインにも想いを込めたこだわりのデザインへ

食が豊かな現代に比べ、食料が潤沢ではなかった時代では、お米の価値は、今とは比較にならないほど高く、人々は、それはそれは感謝しながらお米を食していたそうです。

お米の価値を取り戻したい、との想いからイラストは、米の価値が高かった時代の農民が大事に米俵を運んでいる様子を描き、文字の形状は、やさしい味わいに相応しく上品でありながら、かわいらしい丸みをおびたデザインを採用しました。